クルマは生活にとって大変便利でなくてはならない必需品です。また、それだけではなく夢や喜びを与えてくれるモノです。
日本のモータリゼーションの勃興期にパブリカというクルマがありました。
パブリカは、パブリックとカーを合わせて命名され、世の中全体にクルマという便利で新しい乗り物を広く行き渡る大きなきっかけを作った製品となりました。
今、時代は変わり、クルマはその頃とは比べ物にならないくらい高性能で安全な乗り物として世の中に浸透しています。
また、車種も大幅に増え、多様化するユーザーのニーズに対応しています。でも、車を購入するとなると数ある車種の中から1つを選ばなくてはなりません。
パブリオはパブリックとオートを合わせて命名しました。
皆様が、この市場の中に存在する多くの車種の中からその時の用途や気分にマッチするクルマを選んで乗っていただけるようなサービスを提供する、
それがパブリオの目標の1つであります。
また、クルマは動いていてはじめて本来の機能を果たすものです。
都市部、集合住宅の貴重な土地の中で車がほとんど動かないという状態ではクルマ生来の役割を果たしているとはいえません。
クルマはクルマらしく動いていること。動いている時間を少しでも増やしてやること。それが重要だと考えます。
パブリオはクルマ達を社会全体で活用することで、今まで以上にクルマ達に活躍の時間を与え、クルマにかかるコスト負担を社会全体で分けることも目標にしています。
クルマは時代とともに進化し続けてきました。そして、クルマの勃興よりも少し遅れてコンピューターや通信テクノロジーも目覚まし勢いで進化し普及してきました。
クルマとIT技術を組み合わせることによって、色々な車の楽しさを多くの皆様に提供していきたいというのが私達の願いです。
その取り組みを現実のサービスとして提供していくのがカーシェアリングのパブリオです。
パブリオではスマートフォンまたはパソコンからクルマを借りる場所、乗る時間帯、クルマを選んで予約時間になったらその場所へ行き、
予約時間内クルマに乗っていただくというシステムです。
色々な車に乗っていただき、車の楽しさを提供して行くのと同時に、社会が抱えているCO2の削減や交通渋滞等のソリューションの一助を担えれば、企業としてこんな嬉しいことはありません。
個人でマイカーを所有するにしろ、会社で社用車を所有するにしろ、クルマの所有維持には多額なコストがかかります。
また、クルマは鉄鉱石の運搬から生産途中の電力や火力のエネルギー、製品化されたときの輸送、製造の過程で多くのCO2が発生します。
1台のクルマをより多くの人に利用していただくことで経年劣化ではなく利用劣化で車が廃棄されれば、
より効率的な自動車生産とクルマ利用ができ、社会全体として効率的なシステムが構築されると考えています。
その上で、ご利用いただく皆様にお願いがあります。
パブリオでは、1人の方が利用し終わった後に別の方が利用するシステムです。
また、1台の車の寿命を長く保てるような安全な乗り方やメンテナンスが少なくて済む優しい乗り方をしていただくことが、会員の皆様に安いコストでこのサービスを提供し続けられる有効な手段となります。
会員の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
